ジャズを聴くならこのCD



   〜エナモラーダ 恋人〜           When October Goes         COUNTERPOINTS
          安井さち子                         山中千尋                    マッコイタイナー


                                      

      ピアニスト:安井 さち子                  ピアニスト:山中 千尋             ピアニスト:マッコイタイナー
      発売元:M&Iミュージック                  発売元:澤野工房                発売元:ビクターエンタテイメント
      定価:\3,000                        定価:\3,000                  定価:\2,520

女性が聞くジャズCDとしては是非お勧めのCDの1枚。昼食後のティータイムにゆったり聞ける曲も入っていればちょっとテンポの早いリズミカルな曲も入っていて何回聞いても飽きないといったところが正直な感想です。女性のもつ繊細さと強さの両方を感じたいジャズ好きの方には是非お勧めしたい1枚です。  しっかりとしたピアノのタッチが心の奥底に染みる。そんな説明がしたくなるほど鍵盤の一音一音が強く心に響きます。全体的に落ち着いた感じの曲で秋の季節に一人しみじみ聞きたくなるのはシダーズだけではないはず。是非これから秋にかけてお勧めです。 70年代後半から80年代前半にかけて日本のジャズ好きを魅了したあの伝説のライブ‘ライブ・アンダー・ザ・スカイ’の78年の田園コロシアムでのライブ録音。ジャズピアノ界の重鎮とも言えるマッコイタイナーの迫力十分なピアノの弾きは圧倒されること間違いないがそれに加えてどこか繊細さも感じ、何か哀愁すら感じてしまう。男女問わず満足いく事間違いなしの1枚です。

       収録曲紹介                                                           収録曲紹介


       Kind of Blue               MY FAVORITE THINGS            JAZZ EVER
       マイルス デイビス                    ジョンコルトレーン              最強ミュージシャン勢ぞろい!!


                                     

      トランペット:マイルスデイビス             サックス:ジョンコルトレーン       演奏者:リーモーガン、フレディハバードetc.
      発売元:SME Records                 発売元:ATLANTIC Recording      発売元:BULE NOTE レーベル
      定価:\1,995                      定価:\2,500〜\3,000         定価:\3,000                                                     

ジャズファン以外の人たちにも絶大な人気をもつジャズ界の帝王とまで言われているマイルスデイビス。そのマイルスの作品の中でも最も売れたCDのうちの1枚です。トランペットという楽器で静寂とまで言える世界に引き込まれていく感じがするでしょう。他の作品ではアップテンポな曲として評価が風囲気でつくられています。秋の夜長に聞くCDとしてお勧めの1枚です。 マイルスデイビス同様ジャズ界の巨匠と言われているジョンコルトレーンの代表作の1枚。以前JR西日本のCM「そうだ京都へ行こう」シリーズで流れていたのがこのCDにはいっている‘MY FEVORITE THINGS’。シダーズはこの曲を聞いていると‘古きよき日本’といったものが頭の中をかけめぐってしまう。是非一度聞いて頂いてとことん癒されて頂きたく思う1枚です。 アメリカでジャズが最も聞かれていた1950〜60年代の超有名ミュージシャンのオムニバス版。総勢40名のスタンダードジャズ(バップ)と言われているところの人気の曲をピックアップしてあるアルバム。1曲の演奏時間を3〜4分に収め聞きやすくしてあり‘ジャズってどんな音楽?’と思っている人には試聴用としては最適なアルバムと言えるでしょう。演奏者はマイルスデイビス、ジョンコルトレーン、リーモーガン、フレディハバード、ハービーハンコック、デークピアソン、ザ・スリーサウンズュなどこのミュージシャンなしではジャズを語れないと言っても過言でない人たち。

          収録曲紹介


    THE SIDEWINDER               マイルストーンズ             OPEN SESAME
         リーモーガン                    ザ・グレイトジャズトリオ               フレディ ハバード


                                      


     トランペット:リーモーガン               ピアノ:ハンクジョーンズ                 トランペット:フレディハバード
     発売元:東芝EMI梶@                 発売元:ビクターエンタテイメント梶@          発売元:東芝EMI
     定価:\2,500                     定価:\2,000                       定価:\1,500

1950〜60年代、あのポストマイルスデイビスと言われていたのがこのリーモーガン。その中でも当時、音速が4ビートが基本とされていた中であえて6ビートで編成したのがこのアルバム「ザ・サイドワインダー」。当時バップジャズ全盛期に激震を起こしたと言われたこのザ・サイドワインダーの6ビート編成は独特なジャズの音色を醸し出している。このリーモーガンの出しているアルバムは他にもこの独特な音色で当時のジャズファンをびっくりさせたがその中でもこの「ザ・サイドワインダー」はその特徴が1番でている。シダーズの知るところによるリーモガンのアルバムで1番売れたのがこの作品です。 1970年代、アメリカでジャズの黄金時代が終わりジャズが細々とジャズファンのあいだで支持されていく時代にはいっていく中でこのハンクジョーンズは現在に至るまでジャズというものを世に伝え続けたジャズメッセンジャーと言っても言いすぎではないだろう。ピアノ、ベース、ドラムのトリオ編成で現在に至るまで約30年もの間、この‘ザ・グレートジャズトリオはジャズを伝え続けている。このアルバムはその30年の中で1978年に発売されたもの。アップテンポな曲とスローテンポな曲を上手く組みいれてあるスタンダードジャズアルバム。ジャズについて素人の方から詳しい方まで幅広く聴いて頂ける1枚です。 アメリカジャズ黄金期に飛ぶ鳥を打ち落とす勢いでトップミュージシャン に上りつめたフレディハバート。そのトランペットの技術では20世紀史上最高なのではないだろうか。とにかくフレディがだすトランペットの音はあまりにクリアでしかもかなりパワーも感じる。シダーズもトランペットの曲は何曲も聴いているがこのフレディ以上にきれいな音色を出すトランペッターはいないように思う。この「OPEN SESAMI」はそのフレディの初リーダー作品。まずはこのフレディハバードのトランペットを1度聴いて頂きたいです。

                                                                     収録曲紹介


      at BASIN STREET           BIRD IN FLIGHT             THE COOKER
       クリフォートブラウン                  ドナルドバード                    リーモーガン


                                      


      トランペット:クリフォードブラウン           トランペット:ドナルドバード               トランペット:リーモーガン
      発売元:EmArcy RECORDS              発売元:東芝EMI梶@                  発売元:東芝EMI
      定価:\2,500〜\3,000                定価:\1,500                      定価:\1,500

アメリカジャズのハードバップ界に伝説を残したジャズメンと言えるクリフォードブラウン。25歳で交通事故で他界してしまったがその死はあまりにもアメリカジャズのみならず世界中のジャズファンにも悔やんでも悔やみきれない死となってしまった。1940年代くらいまでのトランペットのプレイに間違いなく革新をもたらしたといっても全く過言ではない。1950年代〜のハードバップ時代到来の中でブラウンのトランペットの音色は技術、パワー、バランス全て完璧に近いと言える。クリフォートブラウンのトランペットを聴く時、いつも思うのだがこの吹く時の口からでる息の使い方が他のトランペッターがまね出来ない神がかり的な上手さ言うしかない。トランペットやサックスなどの管楽器の音が好きな方には絶対聴いて頂きたい1枚です。  1960年くらいまではハードバップジャズ、それ以降はいわゆるDJ・クラブシーンの曲として高い評価を得ているドナルドバードだがこのアルバムは前者のハードバップジャズ全盛期の1960年につくられたアルバム。あくまでもハードバップと言えるアルバムだがそれ以降のソウルジャズやDJクラブシーンの音楽を彷彿させる点が随所に見受けられる。テンポの速い曲、バラードともにドナルドバードがトランペットを高音で吹き放つ音色はその後のソウルジャズ路線をいくバードを予感させる演奏をしていると思う。ゆえに一般的にジャズファンと言われる人たち以外の人たちにも十分受け入れられる1枚と言っていいと思います。 ポストクリフォードブラウンと言われた名トランペッター、リーモーガンの初期のCD。バリトンサックスを取り入れたクウィンテット編成となっている。リ−モーガンの作品は他の作品もそうだがいわゆるジャズと言われているところの音感とか音程といったものが後の時代を凌駕するファンキージャズを感じさせるところがある。サックスにテナーやアルトではなくバリトンを取り入れた感じは長時間聞いていても飽きるなくことなく緊張感みたいなもさえ感じてくる。トランペットやサックスなど管楽器がお好きな方には是非お勧めしたい1枚です。

                                                                      収録曲紹介



    NEW SOIL                        INTERPLAY                  BERLIN CONCERTS     ジャッキーマクリーン                       ビル エバンス                       エリックドルフィー


                                      


     サックス:ジャッキーマクリーン            ピアニスト:ビルエバンス                サックス:エリックドルフィー
     発売元:東芝EMI梶@                 発売元:ビクターエンタテイメント梶@         発売元:コロンビアミュージック
     定価:\1,500                      定価:\2,000〜2,500                定価:\2,000〜2,500

ハードバップジャズ時代のトップサックス演奏者にこのジャッキーマクリーンを挙げない人はいないと言っても過言ではないくらいこのマクリーンのサックスの音色は凄い。マクリーンのアルトサックスから飛び出す音色はクリアで余計な音が全くないといっても過言ではない。このアルバム「NEW SOIL」は‘新たなる地’と本略されているがまさにそういったアルバムで、聴いていてこれから何かが始まる期待感みたいなものを感じずにはいられない。全体的にアップテンポな曲が多くそれでいて各楽器の音もしっかり活かされている。また、この「NEW SOIL」が発売された1959年という年はジャッキーマクリーンがレコード会社を移籍した年でマクリーンにとってまさに‘新たなる地’で製作したアルバムとなる1枚です。 女性にも非常に人気のあるビルエバンスのリーダー作のCDですがこのエバンスが現代においても根強い人気があるのを十分分からせてくれるのがこの「インタープレイ」。アメリカジャズでは数少ない白人ジャズメンのビルエバンスのつくりだす曲はしっとりくる感じでそれでいて音のきれがすごくいい。また、このエバンスは本作品において他のメンバーが奏でる通常の音感を見事なまでにチェンジさせており、ビルエバンスのもつ感性がしっかり伝わり何とも言えない癒しを感じさせる。‘ジャズを聴いて癒されたい’‘きれのある音でムーディーなジャズを聴きたい’という人におすすめの1枚です。 奇才とも天才とも言われているサックス奏者エリックドルフィーのドイツのベルリンでのコンサートライブCD。本国アメリカで評価を得られず逆にヨーロッパで大人気を得たドルフィーの演奏は‘なるほど’と納得させられる1枚です。このドルフィーの偉大さは当時アメリカで評価を得られなかったが現在において特にコアなジャズファンにおいて根強い人気を誇ることをみても十分みてとる事ができる。いや、むしろ今のジャズファンにはこのドルフィーの演奏は聴き応えがあるかも知れない。そういったこのドルフィーの演奏を一度聴けば何かを感じずにはいられないと思うのはシダーズだけではないはず。まずは一度じっくり集中して聞いて欲しい1枚です。




   BLUE’S MOODS                CARAVAN                Out by the Swing
      BULE MITCHELL                    ART BLAKEY                   山中 千尋
                                              JAZZ MESSENGSRS             


                                      

    トランペット:ブルーミッチェル              ドラム:アートブレイキー               ピアノ:山中 千尋
    発売元:ビクターエンタテイメント梶@          発売元:ビクターエンタテイメント梶@       発売元:ユニバーサルミュージック
    定価:\1,500                       定価:\1,500                    定価:\3,000

マイルスデイビスやクリフォートブラウンといったトランペッターほど評価は高くないがトランペットの音色のよさを熟知しているジャズファンならこのブルーミッチェルというトランペッターを最高のジャズメンに挙げる人も少なくないでしょう。ミッチェルのトランペットからでる‘音色は上 品で気品に満ちた音’といった表現がピッタリきます。それでいてとてもクリアな音色でアップテンポな曲でもしっかり演奏されています。そしてここでウィントン・ケリーというピアニストと競演しているのですがこのケリーのピアノの音色もとても上品でリズミカルな音色はまさにブルーミッチェルのトランペットの音色と上手くかみ合っていて最高の作品に仕上がっています。     1950〜60年代のアメリカジャズ界の中心的存在と言っても過言でないと言われているのがこのアートブレイキー率いるジャズメッセンジャーズ。そのジャズメッセンジャーズが全盛期の時につくられた作品です。このアルバムの特徴はまず、アートブレイキーのドラムの迫力あるプレイが凄いと言えます。このドラムの音はどこかのロックバンドの音ではないかと間違えてしまうほどの迫力です。そしてそのドラムと一緒に3管編成になっているトランペット・サックス・トロンボーンのプレイがクリアで安定感があり絶妙なコンボになっています。そもそもこのジャズメッセンジャーというジャズバンドは1955〜65年くらいまで非常に高い評価を得ていたのですがその約10年の間で特に評価を得ていた時期(60〜64年頃)のアルバムで特におすすめの1枚です。
  
日本を代表するジャズピアニスト山中千尋のアメリカのジャズメンで編成されたトリオアルバム。このジャズCD紹介ページの1段目の2枚目で山中千尋のCDを紹介させて頂きましたがこのアルバムはそれとは対照的なアルバムに仕上がっている。前に紹介させて頂いた‘When October Goes’が「静」のアルバムであるとすればこの‘Out by the Swing’は「動」のアルバムといったところでしょう。全体的にリズム感がありファンキーな感じのアルバムに仕上がっています。1950〜60年代のアメリカジャズの曲を山中風にアレンジした曲と山中千尋自身の作曲も多数収録されていてとても聞き応えのあるアルバムです。この日本のジャズピアニスト界のトップを奔走する山中千尋のファンキーで高度に精錬されたアルバムはとてもシダーズ同様日本のジャズファンを魅了する1枚と言っていいでしょう。


                             


          dippin'                    PAGE ONE            AT THE FIVE SPOT Vol2                         
        HANK  MOBLEY                 JOE HENDERSON                 ERIC DOLPHY


                                    

     テナーサックス:ハンクモブレー           テナーサックス:ジョーヘンダーソン       アルトサックス・フルート:エリックドルフィー
     発売元:界MIミュージックジャパン        発売元:界MIミュージックジャパン       発売元:ビクターエンタテイメント
     定価:\1,700                     定価:\1,700                    定価:\1,800

モダンジャズのサックスプレーヤーとしてジャズファンの間では非常に評価が高いハンクモブレーの傑作中の傑作と言われる作品。モブレーの軽快なサックスの音色は聴いているリスナーとしては心地良く、深夜に自分の部屋でちょっと軽快なジャズを聴きたいという時にはおすすめの1枚。このCDの2曲目の‘リカード ボサノバ’という曲はこのハンクモブレーがリーダーとして演奏しているものが一番評価が高いことで知られている。そしてこのアルバムはモブレーがもともとマイルスデイビスのバンドで演奏していた頃マイルスと決別して一念発起したがごとく発売したものですがそれが多くのジャズファンに受け入れられ爆発的に売れたアルバムです。ジャズに少しでも興味がある人には是非聴いて頂きたい1枚ですが特にこのアルバムの2曲目の‘リカード ボサノバ’は心の琴線に触れるとでもいいましょうか、心がとても落ち着く曲に仕上がっています。 モダンジャズ時代の裏ベストメンバーと言っても過言でないジャズメンが勢ぞろいしたメンバーのアルバムです。この頃のベストメンバーと言えば一般的にはVSOP(フレディー・ハバード、ウェイン・ショーター、ロン・カーター、ハービ−・ハンコック、・トニー・ウィリアムズ)あたりを思い浮かべる人は多いと思いますがこのアルバムはジョー・ヘンダーソンをはじめ静寂なるトランペッターと言われるケニー・ドーハム、70年代の日本の音楽の祭典‘ライブ・アンダー・ザ・スカイ’に出演したマッコイ・タイナー、VSOPのメンバー、トニー・ウィリアムズの師匠ピート・ラロカなど超豪華メンバーが勢ぞろいしています。このアルバムの1曲目のブルーボッサが名曲中の名曲であることは言を待ちませんがドーハムの繊細なトランペットの音色、ラロカの緻密なドラムの音色、そしてヘンダーソンのサックスとドーハムのトランペットが絶妙に絡らみ合って織り出す繊細かつ遊び心が絶妙に入った音色とこのメンバーの織り出す音色は何回聴いてみても楽しめるアルバムに仕上がっています。 以前も紹介した事のある天才サックスプレイヤー、エリックドルフィーのアメリカのジャズライブハウス、ファイブスポットでのライブ録音された作品。このアルバムはVol1もあるがシダーズはこのVol2の方がドルフィーの良さがでていると思います。特に全2曲のうち1曲目のアグレッションという曲はドルフィーの超が付くほどのパワーが感じられて聞いているだけで体中が熱くなる様な演奏です。しかもただパワフルというだけでは無く1960年代に評価されず現代において高い評価を得ているエリック・ドルフィーらしく、時代の先を見越した先鋭的な演奏と言えるでしょう。また、この曲のトランペッター、ブッカー・リトルの演奏も非常に興味深いものがあります。ドルフィーの求めているものを熟知しているのか独特の音の吹き回し、シャープな音の切れは熱い演奏でありながら潔さを感じてしまう程の高いテクニックに裏打ちされた演奏となっています。


    JACKIE MCLEAN                BLUE TRAIN                   in' n out
      JACKIE MCLEAN                    JOHN COLTRANE                  JOE HENDERSON 

                                      


   アルトサックス:ジャッキーマクリーン           テナーサックス:ジョンコルトレーン         テナーサックス:ジョンヘンダーソン
   発売元:東芝EMI梶@                    発売元:東芝EMI梶@                 発売元:界MIミュージックジャパン
   定価:\1,500                        定価:\1,800                      定価:\1,800

以前紹介したジャッキーマクリーンの作品「NEW SOIL」と比べると少しまとまった音楽のつくりになっている。というのもこのアルバムでトランペットのケニードーハムは落ち着いた音色を出すトランペッターでその特色を上手く活かした曲作りがされています。このアルバムを聴くポイントはこのアルバムのほとんどの曲がマクリーンのサックスとドーハムのトランペットの音のハーモニーが随所で見られ、このクリアで聴いていて心が落ち着くようなハーモニー音は非常に聴き応えがあります。また、このアメリカバップジャズ全盛期(1950〜1970年頃)のアルトサックスの第一人者と言われるジャッキーマクリーンの以前の紹介作品「NEW SOIL」とこの「JACKIE MCLEAN」は対照的に違うアルバムに仕上がっていて言ってみれば前者が陽で後者が陰の感じで仕上がっていて聴き比べると違った楽しみ方が出来ると思います。 ジャズファンなら知らない人はいないとさえ言われているくらいジョンコルトレーンの代表作。コルトレーンのアルバムでは‘これがNO1だ’と言う人も多数いるくらいのすばらしいアルバムです。サックスのテンポよく爽快に吹き上がる音が聴きたいという人には是非聴いて欲しい1枚です。全5曲ともコルトレーンの爽快なサックス音が吹き流れる事はもちろん、同時にこのアルバムでトランペットのリーモーガンもコルトレーンに負けず劣らず爽快に吹いていて管楽器が好きなジャズファンなら至極の1枚となるでしょう。さらにこれにトロンボーンも加わってまるでコルトレーンのサックスとモーガンのトランペットの音のお膳立てしているかの如く絶妙な間合いでながれるトロンボーンも聴き応えがあります。聴き方としてはまだ夜もあまり深まっていない時間帯で軽くお酒を飲みながら聴くようなシチュエーションが宜しかと思います。 以前紹介したジョーヘンダーソン以外は同じメンバーで「PAGE ONE」同様にハイグレードなジャズサウンドと言っていいと思います。一般的には「PAGE ONE」の評価の方が高いとされているが私が思うに遜色ないレベルに仕上っている。全5曲収録されているがどの曲を聴いても聴き応えがあり1枚通して聴いても飽きない。そういった意味では至極の1枚と言っていいと思います。曲の感じとしてはアップテンポ過ぎずローテンポ過ぎずと言った感じでとても聴心地がいい。70年代の映画やTVドラマなどでながれていた曲も数曲あり30代後半以上人なら聴いてみて‘どっかで‘聴いた事あるなあ’と思う人も多いはず。ポイントはケニードーハムのトランペットとジョーヘンダーソのサックスのハモリ&ソロ、マッコイタイナーの力強いピアノがとてもJAZZYな感じを醸し出しています。




MICHEL CAMILO IN TORIO       THE AMAZING    
   
MICHEL CAMIRO                        BUD POWELL


                                         


     ピアノ:ミシェル カミロ                        ピアノ:バド パウエル
     発売元:KING RECORDS                     発売元:東芝EMI
     定価:\1,800                             定価:\1,500

現代のジャズピアニストの中で世界NO1といっても     アメリカジャズ黄金時代(1950年代〜1960
過言ではないミシェル・カミロのアルバムの中でも      年代)のピアノジャズの礎を築いたと言っても
特にカミロの特色が表れたアルバムと言えるでしょう。   過言ではないバドパウエル。the seene chang
カミロならではの物すごく早いテンポでのリズムタッチ     esシリーズの5枚目のアルバムになりますが
からくる音楽は聴いていて熱くなります。また、それで    日本ではこのシリーズの中で1番人気のあ
いて正確なピアノのタッチは天才の域に達している     るアルバムと言えるでしょう。パウエルの全盛
と言えるでしょう。また、ドラムとの駆け引きというか     期と言えば1950年代前半になると思いますが
音の絡みは絶妙で聞いていて音に安定感があり、尚    この時期にこれほどリズミカルで斬新にピアノ
且つノリのいいハイテンポな音の流れはジャズの領     を弾きこなすピアニストはあまりいなく、この時
域を超えて特にジャズが好きでない方でも十分楽しん   期くらいからジャズピアノの方向性が変わって
頂けるアルバムです。                      きた点を踏まえるとこのバド パウエルがこれ以
                                    降のジャズピアノの方向性を決定づけたと言っ
                                    ってもいいでしょう。そしてこのアルバムの1曲
                                    目の‘クレオパトラドリーム’は一昔前はよくドラ
                                    マの挿入歌に使われていた事もあり多くの人が
                                    聞き覚えのある曲で哀愁漂う雰囲気が醸しでて
                                    います。